「とりあえずでシャンプー」は卒業!美容師が教える、正しいシャンプーのやり方


牧嶋

こんにちは!Juin(ジュアン)の牧嶋です。

「毎日シャンプーしてるのに、なんだか頭皮がスッキリしない…」

「パサつきやニオイが気になる…」

もしかして、シャンプー、とりあえず濡らして泡立てて終わり!になっていませんか?

実は、正しいシャンプーの方法を身につけるだけで、髪や頭皮の悩みはグッと改善されるんです。

今日は、私がお客様に必ずお伝えしている、正しいシャンプーのやり方をご紹介します。

シャンプー前のたった30秒!「ブラッシング」が美髪の鍵

「シャンプー前にブラシなんて使ったことない!」という方も多いかもしれません。でも、ブラッシングはとても大切。

髪の絡まりをほぐすだけでなく、頭皮の血行を促進し、毛穴に詰まった汚れを浮き上がらせる効果があります。

<実践方法>

まずは下を向いて、襟足から頭頂部に向かってブラシをとかします。これがまるで頭皮マッサージのようで、本当に気持ちいいんです。いつも同じ場所で分け目がついている方も、ブラッシングでリセットしてあげましょう。

おすすめは、面が広いパドルブラシ。シャンプー前の乾いた髪に使ってくださいね。

ちなみにパドルブラシとはこれです。先が丸いので頭皮に当たる感じが気持ちいい♪


最重要!「予洗い」は1分間じっくりと

「シャワーでさっと髪を濡らすだけ」になっていませんか?

実は、シャンプーの前にしっかりとお湯で頭皮を洗う「予洗い」だけで、**髪の汚れの80%**は落ちると言われています。

<実践方法>

シャンプー剤を付ける前に、最低でも1分以上はかけて、頭皮全体を丁寧に流します。髪だけでなく、頭皮にしっかりと水を通すイメージで行いましょう。このひと手間で、後のシャンプーは軽く洗うだけで十分になります。


シャンプーは「手の上で」泡立ててから

トロトロの液体をそのまま頭皮につけていませんか?

シャンプーは、手のひらで軽く泡立ててから髪に乗せるのが正解です。

<実践方法>

シャンプーを手に取り、少し水を加えてくるくる混ぜると、すぐに泡立ちます。こうすることで、毛穴に液体のままシャンプーが入り込むのを防ぎ、まんべんなく洗うことができます。


洗う時間より「流す時間」を大切に

シャンプー剤を髪に乗せたら、指の腹でやさしく洗いましょう。ゴシゴシと力を入れたり、爪を立てたりするのは厳禁です。

そして、シャンプーが終わったら、流す時間は洗う時の倍の時間をかけてください。特に、耳の後ろや襟足は泡が残りやすいので、念入りにすすぎましょう。シャンプーは「洗う」ことより、「流す」ことの方がずっと大切なんです。


あなたの髪にはどれが合う?リンス、コンディショナー、トリートメント

シャンプーの後は、髪の状態に合わせて使い分けましょう。

  • リンス・コンディショナー: 髪の表面をコーティングして、手触りをなめらかにしたり、ツヤを出したりします。毎日のケアに。
  • トリートメント: 髪の内部に栄養を届け、ダメージを補修します。週に2~3回の集中ケアに。
  • ヘアマスク: トリートメントよりさらに濃密な成分で、特に傷んだ髪を集中補修します。週に1回程度のスペシャルケアに。

最後に

「ちょっと細かいな…」と感じた方もいるかもしれませんね。

でも、この方法を実践するようになってから、

私の母が**「根元にボリュームが出てきた」**

と喜んでくれたように、きっとあなたの髪にも良い変化が現れるはずです。

正しいシャンプーのやり方で、夏の頭皮のニオイも軽減され、髪そのものが健康になっていきますよ。

ぜひ、今日から試してみてくださいね!

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