ヘナが今、再び注目されているワケ

ヘナが今、再び注目されているワケ

こんにちは。1日3名限定プライベートサロンJuin(ジュアン)の牧嶋です。〜白髪に悩む全ての人へ〜をコンセプトに、エイジングによる髪と頭皮のお悩みを解決するサロンです

最近、ヘナに興味を持ってご来店されるお客様がとても増えています。

お話を聞いていると、決まってこんな言葉が返ってきます。

「なんとなく髪に良さそうとは聞くけど、詳しくは知らない」

「若い人はやってないイメージだった…」

「おばちゃん美容室でしかやってないと思ってた」なんていう、正直な声も(笑)。

たしかに、ヘナにはそんなイメージがあるかもしれません。でも、なぜ「髪にいい」はずのヘナが、そんなイメージになってしまったのでしょうか?


ヘナがたどった意外な歴史

実は、ヘナが今のようなイメージになった背景には、日本のヘアカラーの歴史が深く関係しています。

1990年代後半:ヘナブーム到来!

1990年代、ヘアカラーが一大ブームとなりました。しかし、当時のカラー剤は髪や頭皮へのダメージが大きく、悩む人が増えていました。そんな中、「髪を傷めない植物性のヘアカラー」として、ヘナが脚光を浴び始めます。

白髪染めの選択肢も少なかった時代、「安全に染められる」と口コミで広まり、ヘナは瞬く間に全国的なブームになったのです。

2000年代以降:ケミカルヘナの登場

ブームの勢いに乗り、ヘナの弱点をカバーする製品が次々と登場します。天然ヘナだけでは出せない色のバリエーションを増やすため、インディゴなどの植物染料を混ぜた製品が開発されました。

しかし、この流れに乗って、**化学染料を混ぜた「ケミカルヘナ」**も多く出回るようになります。天然ヘナとは違い、より短時間でしっかり染まるのが特徴でした。


「ケミカルヘナ」が引き起こしたマイナスイメージ

このケミカルヘナが、現在のヘナのイメージを決定づけることになります。

  • アレルギーやトラブルの増加 ケミカルヘナに含まれる化学染料が原因で、かぶれなどのアレルギー反応を起こす人が増えました。「ヘナは危険」「かぶれる」といった悪いイメージが広まり、天然ヘナと混同されてしまったのです。
  • 「早く・確実に」へのシフト 「早く、簡単に、きれいに染めたい」という時代のニーズに合わせ、ケミカルヘナや通常のヘアカラーが主流に。時間がかかり、染まりもマイルドな天然ヘナは、「面倒」「染まらない」というレッテルを貼られ、次第に隅に追いやられてしまいました。

まさに、私が美容師になった頃は、天然ヘナとケミカルヘナが混在していた時代でした。幸いにも、私は天然ヘナを扱うサロンで経験を積んだため、その良さを知っています!

しかし、残念ながら「ヘナ=髪に悪い」「ヘナは染まらない」という誤った情報が広まってしまったのです。


なぜ今、ヘナが再び注目されているのか?

時代は変わり、今、私たちは「健康でいることの大切さ」を改めて見直すようになりました。

忙しい日々を過ごしながらも、自分の身体や心、そして髪を大切にケアしたいと考える人が増えています。

そんな時代だからこそ、**化学の力を借りずに植物の力で髪を染める「天然ヘナ」**が、再び脚光を浴びているのです。

一度傷んだ髪は、元には戻りません。しかし、ヘナは繰り返すたびに髪にハリやコシを与え、頭皮環境を健やかに保つ手助けをしてくれます。

ケミカルカラーのダメージに悩んでいる方、頭皮が敏感になってきたと感じる方。

化学の力をたくさん浴びてきたあなたの髪に、植物が優しく手を差し伸べてくれています。その手を取るかどうかは、あなた次第です。

ぜひ一度、植物の力で染めるヘナの底力をJuinで体感してみませんか?

ご来店、心よりお待ちしております。

ヘナに関してご質問等あれば公式LINEよりお問い合わせください。

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